白い月。

少し前に“ラ・ラ・ランド”を見た。

そして今回“ムーンライト”を見た。

アカデミー賞で間違えられた2作。

 

ラ・ラ・ランド”好きだ。

全編通じた筋自体はそんなに目新しくないように思う。

だけど冒頭の渋滞シーン、女友達とカラフルなドレスで歩くシーン、映画館→プラネタリウムのシーンなどなど陳腐な表現だが胸躍る強烈な印象を残す場面が多かった。

そしてなにより使われてる音楽が、どれもこれもいい!

サントラ欲しい気持ちが映画見てからずっと続いてる。

 

“ムーンライト”

実に淡々としている。静かだ。

映画全体に漂う雰囲気もだけど、言葉や状況説明が少ない。

人種差別・ドラッグ・ネグレクト・クスリ・同性愛・イジメ。

うわっ、こんなたくさんのテーマを盛り込みながら

それを過剰に煽るでもなく、メッセージとして訴えかけるでもない。

 

それをどうとらえるか、どう見るか、はこちら側に委ねられてる気がした。

 

そして青い映画だ。これは本当に色のことを言ってる。

海、空、タイトルとおり月に照らされたシーン。

青が多い。淡い青。

その中にプラチナのような白い月。

 

そう言えば、月って白いときがあるな、とふと思った。

 

白い月に照らされるときは静かだ。中までしみとおるようなじんわり優しく、すべてのものに降り注ぐ感じ。

黄色い月は明るい。家にいる人たちを外に出してしまうような、そんな楽しさを持っている気がする。

 

同じ月なのに。

月のことを書くときはつい、“黄色い”と書きがちな私。

シーンにより使い分け必要だね。